一般家庭の金融資産はどれほどか

自分の身を守るための資産

年金制度の行きづまりや消費税の税率の引き上げなど、一般市民にとって生活に明るい話題があまりなく、これからさらに生活が苦しくなりつつある現代において、自分で資産を管理し、生活を守るということは大きな関心ごとになりつつあります。貯蓄等に励み、なるべく出費を切り詰めるという方法もありますが、利率の低い貯蓄だけでは貨幣価値が大きく変化したときに自分の持っているお金の価値が下がるということにもなりかねません。一般家庭の資産として考えられるものは、上記の貯蓄のほかにも購入した一戸建てやマンション、そして株や債券といった有価証券があります。現在の貨幣価値で老後に夫婦がゆとりをもって暮らすためには、年金のほかに3000万円が必要といわれています。一方で一般的な家庭の平均貯蓄額は1000万円であり、貯蓄だけで自分の生活を守るのは心もとない状況となっています。したがって、貯蓄よりもさらに利率の高い金融商品への投資も必要になってきます。例えば、円建てではなくドル建てで積立を行なう外貨預金などが挙げられます。外貨は一般的に日本円で銀行預金をするよりも利率が高いことが多く、新興国などの通貨ではその貨幣価値が高まりさらに利益を生み出すことができます。為替の変動を自分で制御することはできませんが、為替の変動リスクをチャンスととらえて、円の価値が下がってしまった場合でも資産を守ることはできます。外貨が不安であるという方にとっては、生命保険を利用した資産運用もおすすめです。生命保険は被保険者の死亡時に残される遺族の生活を守るためのものと考えられがちですが、自分自身の豊かな生活のために利用することもできます。例えば、個人年金保険では、毎月一定額を積み立てていくことにより、老後に銀行預金よりも有利な金額を得ることができます。また、個人年金保険は個人年金保険料控除の対象として、年間に支払う所得税を軽減させることもできます。