一般家庭の金融資産はどれほどか

資産を持っている家計は

個別の一般家庭が有する資産に関する統計はありませんが、日本全体の個人金融資産は2001年で1461兆円となっており、これを世帯数で割ると個人資産は1世帯あたり平均3104万人、1人あたり平均1151万円となります。これは平均値であり、中央値では850万円であり、こちらが実感に近いものです。 一方で資産といっても世代によってその金額が異なってきます。特に働き始めた20代であれば持つ金額は低く、平均で366万円、中央値では265万円であり、30代では平均558万円、中央値350万、40代では平均1077万円、中央値645万円、50代では、平均1644万円、中央値1000万円、60代では平均2263万円、中央値1374万円、70代以上が平均2258万円、中央値1200万円となっています。年齢が上がるにつれて平均値と中央値が異なるのは、その人のライフスタイルや仕事環境が大きく影響しており、またしっかりと資産運用が出来ているかどうかが影響しています。また支出と収入の家計をしっかり付けているかどうかも大きく影響しています。 また50代になると資産が大きく増えるのは住宅ローンの支払いが終わる年代ということもあり、マンションや一戸建てなど自宅を購入した場合には、それが資産に変わりますし、また60代では退職の時期を迎え退職金が入ってくることも増える要因となっています。 一方で、金融資産では、おおむね預貯金が半分を占めています。預貯金でも、さらにその半分が定期預金となっています。その次に大きいのが生命保険で17%前後で、ついで有価証券の15%前後になります。ただし有価証券は、その年の状況によって異なり上下します。特に景気が良くなれば株を持つ人は大きくなりますが、不景気になると手放す人が多くなりその比率も変わってきます。一方で、預貯金は安定しており、景気に左右されることなくおおむね半分程度が預貯金として預けられています。